「何にでも興味を持つこの時期、子どもにはたくさんの学ぶ機会を与えたい、たくさんの事に触れさせたい、そして、その中から子ども自身が、自分の興味のある分野を取捨選択し、その分野を伸ばしてあげたい」
その為に、こちらのお教室では、その選択肢のひとつとして、お子様が通いやすいよう、お月謝は非常に低価格に設定いたしました。
 
  こちらのお教室では英検・児童英検対策は授業の中ではいたしません。(ご希望があれば別クラスにて承ります)
生徒同士、受かった、落ちたで英語を嫌いになってほしくありません。英語など、中学生にもなれば嫌でもたくさんのテストがあり、その都度偏差値が出て、順位が付けられます。点数化することは、その時期になってからで十分であると思います。
 
あくまで楽しく英語を身近に感じ学び、その延長として、ご希望の方は受験していただけたらよいかと思います。
 
 
 
 次に幼児期の英語教育についての是非についてですが、様々な意見がございます。結論からはっきり申し上げると、週に1回英語教室に通ったところで、ネイティブ並みの英語力はつきません。
 
 実際私の母は、私が小さい頃から自宅で英語教室を開いておりました。ですので、私は毎日のように英語を聞いて育ちました。しかし、私自身、特に英語に興味がなかったこともあり、大学で留学するまでほとんど「英会話」はできませんでした。
 
 しかし、ひとつだけ、利点がありました。小さい頃から英語を聞き慣れていたおかげで、中学校から英語が始まった時、学校のテストは常に満点近くとれました。全く勉強をしなくてもとれました。(中学1年程度の英語は児童英語でカバー出来ます)そこで自分に自信がつきました。そしてさらにもっと勉強したいと思いました。
 
 私は英語に限らず、これこそが、早期教育の必要性であると感じます。今まで何らかの形で英語に触れてきたか否か。英語を習わせてもらっている子どもたちが増えた今、学校内でも二極化するのではないでしょうか。今まで英語に触れる機会を与えてもらえなかった子どもは、圧倒されてしまい、途端に苦手意識を持ってしまいます。そこでつまずいてしまうと、後々英語は苦手になり、嫌いになり、英語だけでなく他の科目もどんどん連鎖していきます。
 
 また、年齢が上がるにつれて、羞恥心が出てきてしまいます。間違えたらどうしよう・・・という思いが先に立ちます。ですので、結論として、英語は早ければ早いほど環境には馴染みやすい、「英語耳」も育てられる(英語耳に関しては後で詳しく記載いたします)そして、自分は継続して英語に触れてきたんだという自信を持たせることに意義があると感じます。
 
 私はインターナショナルスクールの幼稚園に子どもを通わせることも検討したことがあります。たくさん見学にも行きました。しかし、卒後、日本の小学校に通わせると、すぐさま英語は綺麗に忘れてしまうということ、母国語もまだしっかりと定着していないこの時期に強制的に外国語を入れると脳が混乱するということ(実際母国語と外国語では、使う時に働く脳の位置が違うそうです、思考も異なります)、日本の学校で全ての科目において、最も重要なのは「国語」であると感じることからまずは母国語をしっかり定着させようと思い、私はインターへは行かせませんでした。
 決してインターナショナルスクールを否定している訳ではありません、よいところも本当にたくさんあります。日本に住んでいる限り、生活するにあたって必ずしも英語は必要ありません、ましてやご両親が日本人である場合なおさらです。英語漬けの環境に身を置かせ、必要に迫られるというのが「伝える手段として英語を使う」という意味では最も効果的であると思います。
 
 
では英語教室の位置づけはどうなのか。まずは母国語をしっかり習得した上で、日本語以外の言語があるという認識。そして英語独特の周波数に慣れること。英語と日本語では優先的に使われる周波数が極端に異なります。(日本語は125~1500ヘルツに対し英語は2000ヘルツから12000ヘルツ)。よく「英語耳」といわれますが、聞き取る力は小さいうちに鍛えたほうがよいことは確かです。
そして先述した学校の授業が始まった時に気後れしないこと、自信をつけることであると思います。「英語が聞こえる空間にいる、そしてそれが苦痛でない」ということが何よりも大切なことであると思います。
 
 
 「苦痛な空間でない事が大切」と書きました。
 
 これがこのお教室で最も気を配っているところであります。私は小さい時から非常にたくさんの習い事を親の言うがままに掛け持ちしており、お教室はどれも楽しくなく、当時はどれも嫌々通っておりました。そして案の定、結局どの分野も極めることができませんでした。母に連れられ、私が学校から帰るとすぐに車で習い事のハシゴの日々でした。
 方や、私の主人は全く異なった環境で育ちました。習い事や勉強を特に強いられることもなく、大音量でテレビを観ている親の隣で受験勉強をし、脳外科医になりました。
 
 幼児教育や様々な習い事は、ほとんどの場合、決して将来に直接役立つものではないのかもしれません。しかし、今しかできない、させてあげられないという贅沢な事でもあります。直接役には立たなくても「環境が子どもを作る」といわれるように、何らかの形で影響は及ぼすような気がします。
 楽しいとき、リラックスしている時にしか、脳は開かず、新しい事を吸収しません。「楽しい時間」の中に英語が流れている。この感覚を大切にしていきたいと思っております。
 
以上が 福原キッズアカデミー の考え方でございます。
子どもたちには英語に限らず、今しかできない経験をたくさん積んでほしいと願っております。
 
ご賛同いただけましたら是非ご入会くださいませ。
大切なお子様を大切にお預かりさせていただきます。 
                                 福原 雅子
 
                                                                   


福原キッズアカデミー
(英語教室)